福岡小1殺害 なぜ母が子を…罪認め号泣

2008年9月22日(月)

ちょっと真面目で重い話です。 自転車のお仲間でご興味のある方はご覧下さい。↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080922-00000008-maip-soci
やるせない事件です。

母親に殺されたのは、弘輝(こうき)君(6)。
漢字は違いますが、私の息子もコウキ。この事件に関しては感情移入してしまいました。
母親に殺された息子さんは、軽度の発達障害があったのだと.....
語弊があるかもしれませんが、典型的障害者と違い(この表現は議論の余地ありですがあえて存在を知らない方の為に使用します。
反論は一切受付けません。<---まぁこんな事に神経質になること事態が異常だと思うのですがね.....) 
発達障害とは一見障害が無いように見えるので(実際には個人差があります)誤解が多いように思います。

ニュースを深読みすると..... 
母親は真面目な方で自身で全てを抱えてしまう性癖があったりではないかと.....
性癖というと悪いイメージのように聞こえるかもしれませんが、決して批判ではありません。
日本国では、障害児を持つと逃げ場はありません。国の批判ではなく
他国との制度・文化の違いであり比較です。良い悪いを言うつもりはありません。
日本を飛び出して他国で障害児を育てている逞しい夫婦もたくさん存在します。
クドイようですが、あくまで比較です。良い悪いではありません。
純粋に海外組の話を聞いて羨ましいのは制度よりも文化です。
人々が助けてくれるのです。誰でも助けてくれるのです。
言ってしまえば些細な事なんですよ。
「地下鉄のエレベーターは障害者やお年寄りが優先」 当り前に聞こえますが......
日本ではどうでしょう? 

文化はこの程度なのか..... 自分自身が文化人なんて言うつもりはありません。
息子が生まれるまでは、障害者の存在自体を意識どころか無視していた位です。

ちょっとそれました.....
この母親は日本の制度・文化 そして.....
自分の親族にさえ理解されなかったのだと思います。 これはツライ事です。

私にも経験があります。
残念ながら.....数年間は自分の両親も理解してくれませんでした。
今は良き理解者ですが、当時は..... 自分自身でさえ 息子の障害を受け入れるのに
3年かかりました。

父親と母親の違いは何か?
生めるか否か? かと思います。
※語弊があったらすいません。批判一切受付けません。

父親の理解が及ばない位に母親は罪悪感を感じています。全てかどうかはわかりません。
少なくとも我妻は感じていたはずです。近くに居たら理解できる内容です。
不幸な事に父親でも理解不能?というか理解拒否?
受入拒否して離婚する夫婦も知っている限り多いような気がします。

今回の事件については、正直な話 深く同情します。
しかし、殺しては..... 自分自身で追い込んでしまった.....
周りが追い込んでしまった..... 

今回のBlogは、母親をある意味擁護してます。あえて。

いろんな想像をしていますが、今のこのご時世にPTA役員をやる人がいますか?
何とか息子の事を理解してもらおうとしていたのではないか? なんて想像したりします。私。

日本には何が足りないのか?
というか、日本人には何が足りないのか?
改めて日本人の想像力の乏しさを嘆くような事件..... 
我が身の事のようにいろんな事を考えさせられた事件です。


【参考までにニュースのコピーを下記に転記】

福岡小1殺害 なぜ母が子を…罪認め号泣

拡大写真

捜査員に付き添われ、顔を隠して実家を出る富石薫容疑者(左)=福岡市で2008年9月22日午前8時25分、野田武撮影
 福岡市西区の公園で近くの同市立内浜小1年、富石弘輝(こうき)君(6)が殺害された事件は発生から5日目、母親が逮捕されるという、やるせない展開になった。子育てに熱心で、PTA役員も務めていた薫容疑者(35)。「なぜ、わが子を……」。関係者は言葉を失った。

 ◇事件後、遺体にすがる姿

 「トイレに行った間に、子供の姿が見えなくなった!」。事件当日の18日、薫容疑者はそう言って、現場の公園にいた人たちに助けを求めた。約30分後、捜索に加わった人が、トイレの外壁と柱のすき間で息絶えた弘輝君を見つけると、顔が黒ずんだ弘輝君にすがりついて泣いた。救急車で病院に向かう間は、ずっと弘輝君の名を呼び続けた。20日の葬儀では出棺前、薫容疑者が弘輝君の頭をなで続ける様子が参列者の涙を誘ったという。

 弘輝君は軽度の発達障害があったとされ、小学校では特別支援学級に通っていた。同級生の母親は入学式の後のクラス懇談会で、あいさつした時のことをおぼえている。「(薫容疑者は)最後にあいさつし『うちの子は落ち着きがないところがあるので、迷惑をおかけすることがあるかもしれません』と泣き出しそうな顔で話していた」という。

 学童保育を通じ薫容疑者と付き合いがあった保護者は「子育てにはご苦労されていた。2学期から『子供と一緒に過ごしたい』と(会社事務の)仕事を休業し、学童保育には来なくなっていた。相談できる人がいなかったのではないか」と話す。

 薫容疑者は事件後、福岡県内の実家に身を寄せていた。22日午前8時過ぎ、ワンボックス型の捜査車両が到着し捜査員数人が入って任意同行を求めた。玄関を出た薫容疑者は草色のパーカを着て顔をすっぽりと覆い、うつむいて重い足取りで車に乗り込んだ。

 弘輝君の葬儀翌日の21日、福岡県警の捜査員は任意の事情聴取で薫容疑者に「本当のことを聞きたい」と告げた。「私がやりました……」。薫容疑者はそう打ち明けると、せきを切ったように号泣したという。やがて落ち着くと、自分が病気であることや、子育てに悩みがあって将来を悲観していたことなどを語り始めたという。
[PR]
Commented by jintaro_jin at 2008-09-23 03:18
以前深夜のTVで
「僕の心の言葉をきいて〜自閉症の少年詩人自立への道〜」
という番組を見ました
自閉症の16歳の詩人東田直樹くんの中学生から高校生になるまでの
3年間のドキュメンタリーです
日々の生活、特別支援学校中等部から一般高校への受験
家族はもちろん特に母親の存在は彼にとって
もっとも強い支えだったように思えました
そういう意味では今回の事件は非常に残念です
でも、おっしゃる通り、一方的に母親を責めるのは
何か違和感を覚えます(許される事では無いと思いますが…)
自分の生んだ子供を殺めるというのはそれなりの理由があったのでは
ないでしょうか?

結果だけでは無く「経過も見る」という事が物事の判断基準として
薄くなって来ています
でも、今回はその「経過」つまりどうしてそうなってしまったのか?
という部分に目を向けないと
行政にしても、日本人の道徳・倫理観にしても
変わらない気がします

上手く言えませんが、日本の現状は今のままでは
いろんな意味でいけない気がします
お会いした時にでも色々お話したいです
Commented by Aパパ at 2008-09-23 07:23 x
jinさん>
駄文にお付合いありがとうございました。
しかもコメントまで.....
妻のjinさんファン度が急上昇!
朝から 「ジンジンジン ジンジッジジン ジッジジッジン♪♪♪」
と 歌っております。(笑)

いやぁ~ いろいろお話したいです。
jinさんBlogの与太話 シリーズ夫婦共々好きなんですよ~
コメントしてませんが.....(^^ゞ
Commented by sora at 2008-09-23 17:18 x
はじめまして

涙なしでは読めませんでした。つらい気持ちを少しでも理解して
あげる社会になってほしいとつくづく思いました。
Commented by hirotoyoko at 2008-09-23 17:25
10ヶ月お腹の中で育てた我が子を殺める。
その行為には全く持って同情できないのですが、
それだけに「生まれた結果」が自らへの罪悪に感じてしまうのが
母親なのでしょうね。

こうして身近に接させていただいているおかげでほんの少しだけ
そのご苦労を拝見させていただきますが、まだまだ理解するには
至りませんし、本当のところなんてわからない事なんだと思いますが
心のバリアを取り去る事を優先できれば、社会のバリアも剥がれて
行くような気がします。

なんか思う事はあるんですが、文章にはしにくい。
ま、またツラツラとお話しさせてくださいませ。
Commented by Aパパ at 2008-09-23 22:30 x
soraさん>
はじめまして
...すいません。重たい内容で.....
いつもはお気軽なBlogですので 懲りずにまたお越し下さいませ。
Commented by Aパパ at 2008-09-23 23:03 x
hirotoさん>
いつもありがとうございます。
いやいや hirotoさんのように興味を持って頂く事によって息子の行動範囲が広がる気がしています。

実のところ.....父親である私にも息子の事を全て理解できてはいませんしね。(笑)
Commented by やん at 2008-09-23 23:13 x
おっしゃるとおり、きっと真面目な方なのだと思います。
親として何がしてあげられるんだろう?と自問自答を繰り返しながら、だんだんと自分を追い詰めていってしまったのでしょう。

こんなとき、少しでも話を聞いてあげたり、また理解を示す方が近くにいてくれたら、ここまで自分を追い込んでしまうことは無かったのだと思います。

なかなか人に手をかけるなんて出来ることじゃ無いと思いますし、まして自分の子どもなんて。
でも、そこまで追い込まれる状況になってしまったことは事実ですし、とても残念です。

とても他人事ではない話だと思います。
多かれ少なかれ、人それぞれ悩める事、伝えたいことを持ってます。
そんなことを話せる家族、友人、同僚を持つことは、大切ですし、また、SOSを受信してあげられるように心がけたいと思いました。
Commented by tavasuke at 2008-09-24 01:32
自分の子に限らず・・・生まれてきて健気に生きようとする命が「生まれて来て良かった。現世はいいところだ。」と感じるような家庭、社会にするのが親達、大人達の務めだと思います。

さて、拝読させていただいて・・・。
まして障害のあるお子さんを持つ親御さんにしてみれば、自分が傍に居れなくなるときが来る恐怖というのはいかばかりかと思います。
日本がそのときにも安心してお子さんを託せる社会、制度と文化の整った国になる日がくることを願うばかりです。
Commented by Aパパ at 2008-09-24 08:31 x
やんさん>
突発的に.....殺めてしまった...
許される事ではありませんが.....追い詰めた追い詰められた?

豪州では、親(特に母親)をサポートする制度があるんですよね。
母親が息抜きしなきゃ~いけませんょ。という制度らしく.....
素晴らしい制度だと思っています。
日本にもこういう制度があれば救われたのかもしれませんね。
Commented by Aパパ at 2008-09-24 08:41 x
tavasukeさん>
大人達の務め。ですね。
息子を通じて障害の事以外の差別etc...広く関心を持つように心掛けています。

...親は通常 先に逝きます。
答えのない世界って確かにコワイものです。
でも、無理に答えを見つけようとすると自身を追い込んでしまいます。
答えが無いもんは無い。
考え続ける事..... が、答えらしき答え?となっています。

そんな時に出会った自転車!
自転車はいいですよね~ 
「漕げば着く!」
いやぁ~ 実にいいっす。これっ。
皆さんと出会えましたし!
Commented by ずんどこ at 2008-09-24 10:00 x
ブログを通して、Aパパさんの“いま”を伝えるお写真や文章を拝見させていただき、「幸せそうなご家族だ(わが家も負けちゃおれんぞ~)」なんて刺激を受けているわけですが、ここに至るまではいろんな思いがあり、事が起こったのでしょうね。
で、このポストを読んで、わが仕事に結び付けてしまうのも失礼な話ですが、こういう読後感?というか、なにか心に残せるシゴトをしたい、発信したいと日々思っております。いつかきっと。(変なコメでゴメンナサイ)
Commented by おーの at 2008-09-24 10:44 x
私が住んでいる台湾は、障害、性別、年齢、に関らず、広くを受け入れる文化?心?があるように思います。
細かい制度で言えば、日本より優れているところ悪いところ様々です。が、心は、全く違います。
その根本は、「家族」にあると思います。
基本的に、両親は共働き。
子供の面倒をおじいちゃんおばあちゃんがフォロー。
年老いた両親は、子兄弟全員でフォロー。
みんな同じ家や近くに住むのが普通。
子供は、家族の中で人間らしさを学んでいるのでしょう。
家族を守るために、子供を預ける施設や、医療機関等が補助的に存在している。そんな気さえします。

我々日本の大人は、まだまだやることが山積みですねっ!

自転車やっている人や、マラソンやっている人は、前向きな人多いですね。やはり、体と同じ気持ちも前向くんでしょうね。
Commented by Aパパ at 2008-09-24 23:13 x
すんどこさん>
「心に残せるシゴト」 は是非実現させて下さい!
もしこんな駄文に触発されたのであれば
それは、ずんどこさんの使命なのではないかと思います。
是非!
Commented by Aパパ at 2008-09-24 23:35 x
おーのさん>
いやぁ~ ナイスなコメントありがとうございます。
台湾に行きたくなってきました。
そういえば妻の台湾の友達がとても素敵なんです。
台湾に行く機会を作って是非ご紹介したいと思っているのですが.....
日本人以上に日本人っぽいのですよ~(うまく表現できませんが...)
会う度に自分自身もっと日本の良さを体言しなきゃアカン!
って思わされる人物なんです。

「自転車・マラソンやっている人は 前向き.....」
実は、私 驚いてまして..... 今回のポストにこのように多くのコメントが入るとは想像もしておらず...
勿論、おーのさんコメントも想定外です。(笑)
何だか今日は気持ちが晴々していま~す。
台湾で飲みたいっすね~ 真剣に考えます!
Commented by Aパパ at 2008-09-24 23:44 x
soraさん>
涙に反応して照れてしまったので改めてのコメントです。
素直に表現しますと.....
救われた気持ちになりました。ありがとうございます。
自分や(特に)妻は、日常の当り前の事なのですが
重い現実の一方で喜びも倍増だったりしておりまして息子の事で涙を流す事はありません。
でも、こんな駄文で泣いてくれる人がいる。
繋がった感じが心地良くて嬉しいというか救われたというか.....
文章苦手なもので...言いたい事が伝わっていれば良いですが...
ありがとうございました。
Commented by sora at 2008-09-25 14:16 x
Aパパさんのいいたいこと、よく伝わってきます~。
こちらこそ感動と元気をありがとうございます。

じつは、Aママさんのブログの隠れファンで、いつもいつも感心して
読ませていただいています。(コメント入れずにごめんなさい)

本当に素敵な家族ですね!これからもどうぞ宜しくお願いします。

Commented by Aパパ at 2008-09-26 00:16 x
soraさん>
隠れファンでしたか~
怖がらずに是非コメント入れてやって下さい。(笑)
by okadama8 | 2008-09-23 00:28 | その他 | Comments(17)

2008年2月〜2014年4月


by Aパパ
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31